アルゼンチン政策金利、年利118%

日本は政策金利はここ10年以上ずっとゼロですが、海外に目を向けるととんでもなく高い政策金利があります。アメリカは5.5%、メキシコは11.25%、ブラジルは13.25%、トルコは16%、アルゼンチンはなんと118%。18%ではありません

何故、こんなに高い政策金利なのでしょう?

日本は景気が悪いため、金利を低くして、「借金して設備投資しやすいように、住宅を買いやすいように」「貯蓄をしても利息がつかないから投資するように」「金利がつかないから消費しようと考えるように」など。アメリカはインフレがひどいため、金利を上げて、借金して設備や住宅を買いにくくして、景気を抑制し、物価の過度な上昇を抑えるため。中には、国内通貨を信用できないから、米ドルなどの外貨に替えるのを抑えるために、国内金利を高くしている国もあります。金利だけを見ると、魅力的に見える場合もありますが、必ず、物価と比べる、GDP(経済成長率)と比べるという視点をもって、誤った判断をしないように気をつけましょう!