2025年は、日本株、アメリカ株いずれも大きく上昇しましたので、NISAやiDeCo等で資産運用を
している人の多くが資産を作ることができたと思いますが、いずれ株価が下落する局面もやってきます。
中長期では株式や株式投資信託を保有することで、インフレを味方にできますが、リスク管理としては万全で
はありません。
だからこそ、分散投資をすることで、全体として安定的に資産を運用することが重要なのですが、
何に備えるかで、分散すべき資産クラス、投資対象が変わってきます
一般的には、株式と債券に分散投資することで、景気悪化による金利低下局面において、債券価格の上昇で
下支えを期待できます。
地政学リスク、供給、輸送の分断等の先行き不透明感においては、金やレアメタル、レアアース等の
コモディティに投資することで、株価下落局面もコモディティが下支えしてくれますし、
アメリカ等の信用力低下に備えるために、米ドル以外の通貨に分散投資することで、備えることができます。
(基本的な考え方はアメリカがGDPの4分の1強を占め、米国株式市場が世界の6割を占めますが、その
アメリカの信用力低下で、米株安、米ドル債券安、米ドル安になると、アメリカに集中投資をすると大きな影
響を受けてしまいます)
言い換えると、日経平均株価に連動する投資信託や輸出や海外で収益の多くを占める銘柄とアメリカ株に
分散投資をしても、値動きは似ていますので、大きな分散投資効果は期待できません
最近は、上昇局面が続き、リスク管理が甘くなりやすいですので、今一度、分散投資によるリスク管理が
できているか、見直してみてはいかがでしょうか?

