FPまっすーのマネー術 公的年金でどこまで手当できるか把握しよう!

昨日は老後資金準備のセミナーでした

私自身の国民年金、厚生年金は、65歳から受け取ると額面で8万円

妻の分を合わせると、15万円近くになりますが、自分の分だけでは、

マンションの管理費、修繕積立金で月額約3万円、固定資産税で月額換算で約1万円あまり、

電気代、ガス代、水道代を合わせると月額約3万円前後、自分の携帯電話代が約1万円で

消えてしまいます。

簡単に言えば、住居費と水道光熱費、通信費は賄えますが、食費等は賄えません。

このように現状を把握して、足りない分をどうするかを考えます。

働いて収入を稼ぐ

国民年金基金、小規模企業共済、確定拠出年金等の制度を利用して老後資金を準備する

資産運用で、利子、配当、分配金等で手当てする

貯金や投資信託を取り崩す

など、現実的に選択できる方法を考えて、できるだけ早い段階から準備に取り掛かりましょう

私は

国民年金基金に2002年(31歳)から

小規模企業共済に2004年(33歳)から

確定拠出年金に2006年(35歳)から

利用を始めて、所得控除の節税効果を味方につけて、時間をかけて準備してきました

約20年経ってみて、地道にコツコツできる範囲で準備してきたことで、公的年金は少ないですが、

ある程度、何とかなるかな、と感じています。

準備する時間がない、資産運用や制度の利用で準備できない場合、

働くことが現実的な方法ですし、税制、社会保険をできるだけ有利に活用するため、

最近の私のセミナーでは75歳まで働くことを提唱しています。

金額は少ないかもしれませんが、年金は一生、最後まで収入が得られる手段。

その年金に上乗せする収入源を準備するためには、

健康、働きたいメンタル、働くスキル、資産運用スキル、色々な武器を最大限生かしましょう。