マネークイズ27 投資信託のコスト

確定拠出年金(iDeCoやDC)、NISAを利用して、投資信託で資産形成に

取り組んでいる人が多いと思いますが、長い期間にわたって、投資信託で資産形成に

取り組んでいくときは、値動きも重要ですが、コストも重要です。

長期の運用で、影響が大きく、手取り額に大きな影響を及ぼす手数料は?

1.購入時手数料

2.運用管理費用(信託報酬)

3.信託財産留保額

正解 2

購入時手数料は買うとき、運用管理費用は持っているとき、信託財産留保額は

主に解約するときにかかる手数料です。

購入時手数料と信託財産留保額は買うとき、売るときの1回限りの手数料ですが、

運用管理費用は日々、差し引かれますので、高いと負担が重くなります。

年2%で20年かかると、単純計算で40%

年0.05%で20年かかると、単純計算で1%

パフォーマンスがよく、手数料を引いても、十分な手取り額が残る可能性が

あるため、手数料が高い投資信託がダメ!というわけではなく、

手数料が高くても、手数料が安いインデックスファンドに比べて、

圧倒的なパフォーマンスを上げているアクティブファンドも多くあります。

初めての人、値動きが大きいことが不安な人は、信託報酬が安い投資信託、

を選ぶことから始めて、まずはリスクに慣れていきましょう。

なお、NISAのつみたて投資枠、確定拠出年金で購入できる投資信託の

購入時手数料はかかりません。