
確定拠出年金(iDeCoやDC)、NISAを利用して、投資信託で資産形成に
取り組んでいる人が多いと思いますが、長い期間にわたって、投資信託で資産形成に
取り組んでいくときは、値動きも重要ですが、コストも重要です。
長期の運用で、影響が大きく、手取り額に大きな影響を及ぼす手数料は?
1.購入時手数料
2.運用管理費用(信託報酬)
3.信託財産留保額
正解 2
購入時手数料は買うとき、運用管理費用は持っているとき、信託財産留保額は
主に解約するときにかかる手数料です。
購入時手数料と信託財産留保額は買うとき、売るときの1回限りの手数料ですが、
運用管理費用は日々、差し引かれますので、高いと負担が重くなります。
年2%で20年かかると、単純計算で40%
年0.05%で20年かかると、単純計算で1%
パフォーマンスがよく、手数料を引いても、十分な手取り額が残る可能性が
あるため、手数料が高い投資信託がダメ!というわけではなく、
手数料が高くても、手数料が安いインデックスファンドに比べて、
圧倒的なパフォーマンスを上げているアクティブファンドも多くあります。
初めての人、値動きが大きいことが不安な人は、信託報酬が安い投資信託、
を選ぶことから始めて、まずはリスクに慣れていきましょう。
なお、NISAのつみたて投資枠、確定拠出年金で購入できる投資信託の
購入時手数料はかかりません。