
債券は、株式や投資信託よりも直接購入した経験が少ない金融商品だと思いますが、
通常、債券はどのタイミングで買うと、利益が得られる可能性が高いでしょう?
1.これから市場金利が上昇する局面
2.市場金利がピークで、今後下がる局面
正解 2
債券は通常、固定金利ですので、購入時の市場金利が高いほうが、高い金利がつきやすく、
破綻リスクが低い(信用度が高い)団体が発行する債券の金利も魅力的です。
また、債券は、通常、市場で売却できますが、
市場金利が上昇すると、債券価格は下がり、
市場金利が下落すると、債券価格はあがります。
つまり、市場金利が上昇する局面で、保有する債券を売ると、債券価格は下がるため、
売却益が減りやすく(売却損が膨らみやすく)、
市場金利が下落する局面で、保有する債券を売ると、債券価格は上がるため、
売却益が多くなりやすくなります。
つまり、市場金利がピークであり、これから下がる局面では、
持っていれば、高い金利による利息をもらえてハッピー
売っても、市場金利が下がり、債券価格が上昇するため、売ってもハッピーとなります
FPまっすーのアドバイス
金利が高い=魅力的、というわけではありません。
信用度が低いために金利が高い可能性もあり、破綻すると1円も戻ってこない可能性もありますので、
償還期間(いつ満期か?0)、信用度がどうか? などもしっかり調べましょう