
家計のお金で失敗する、というのは
支出が多すぎる(増えてしまった)
借り入れが多すぎる(返せなくなってしまった)
運用で失敗した(減ってしまった)
の3つに分けられます
予算を決めずにお金を使っていると、人間の欲は大きくなる一方ですから、
予算を決めて、必要なもの、欲しいものに分けて、必要なもの、優先順位が高いものから、と考えましょう
借入れは、いくら借りることができるかに目がいきがちで、みんな返済しているんだから、と
返済能力の自己評価が甘くなりがちですが、ローンの返済は長期にわたるので、いろんなことが起こります
収入が減ったらどうする?
病気・けがしたらどうする?
こどもができたらどうなる?
災害が起きたらどうする?
離婚したらどうなる?
等のタラレバを想定して、もう1人の自分の目線から客観的に評価しましょう
すべてのことが起こるとは限りませんし、これらを恐れて何もできないのでは本末転倒ですが、
準備できることを把握して、抱えられない範囲を家族とどう乗り越えていくかを考えて、
抱えられないならば諦める等の判断も必要です
資産運用も、リスクを取りすぎてしまうと余裕がなくなるため、
描いている成功シナリオが崩れると、メンタルも不安定になり、失敗しやすくなります
言い換えれば、最悪のシナリオを想定して、そのシナリオから見ても、
失敗する確率が低い、損失の金額が限定的であり、
その確率や損失金額から見て、リターンが大きければ、利益を得られる確率は高くなります。
たとえば、
・空気感が悪くて、安くなったときに買う
・業績はよく、今後も期待できるのに、過剰な期待から下落したときに買う
・積立投資をすることで、安いときに多く買える仕組みを作る
・投資候補銘柄の月次、決算をチェックする
などが考えられます
お金は難しいといわれますが、実際に難しいのは、自分の欲のコントロールです。
その欲を上手にコントロールするには、自分にあった(自分が失敗しにくい)ルールを作り、
感情に振り回されずに、淡々と実行することです
面白くないと思うかもしれませんが、支出、借金、投資で大失敗することと比べると、
日々の生活を安心して送ることができることの価値は高いものです
そのルールを守って、作ることができたお金で、やりたいことを思い切りやりましょう!