
年金積立金運用独立行政法人では、被保険者(と雇用する事業主)から集めた保険料を運用して、年金給付に当てて
いますが、2001年から2025年にかけての年平均運用利回りは何%程度でしょう?
1.実は赤字
2.年2%程度
3.年4%程度
正解 3
日本銀行の消費者物価上昇目標は年2%ですが、年金資金の運用は年平均4%
これを見ても、年金不安は、実は少子高齢化によるものであって、運用成果ではないことが分かります
国内50%、海外50%、債券50%、株式50%を基本とした分散投資を徹底しており、
ある程度、安定した収益を確保できています
皆さん自身も、老後資金や将来のライフイベント資金を運用する際、国内外に分散、債券と株式に分散することで
リスクを小さくすることもできますし、海外や株式への投資割合を高めて、リスクをとって、リターンを狙うことも
できます。
何も運用せず、預金だけで保有するのは、インフレ経済では、生活レベルが確実に落ちてしまいます。
リスクがあるから何もしないのではなく、リスクを適切に分散し、管理して、リスクと付き合うことで、
物価上昇についていく、または物価上昇を超えるパフォーマンスをあげることは決して難しいことではないことを
年金資金の運用利回りが教えてくれます
是非、リスクと付き合いながら、資産運用に取り組んではいかがでしょうか?