
債券は、資金を借り入れたい企業、団体、行政が発効する有価証券で、多くの場合、固定金利が支払われます。
信用度が高い債券は利率が低く、信用度が低い債券は利率が高いため、多くの局面では、信用できる債券は利率が低
いのですが、信用度が高い債券でも利率が高い局面があるのですが、一般的に、それはいつでしょう?
1.景気がよくなり始める局面
2.景気がピークを迎えて、景気減速する前
正解 2
一般に景気がよくなる局面は、よくなる前に株価や不動産が上昇し、後追いするように物価が上昇し、物価の上昇に
合わせて政策金利が上昇してきます。物価が上昇しすぎないように、政策金利をあげて、景気の過熱感を抑えます。
つまり、景気に遅れて金利が高くなる傾向があります。
反対に景気がピークを迎え、金利が天井に近づくと、借り入れで設備投資をしたり、住宅を購入する動きが鈍り、
景気の先行き懸念が高まり、株価が下がりやすくなり、続けて、物価が下がり、景気の下支えを目的に、
政策金利が下がります。
つまり、景気がピーク(景気減速が懸念される局面)は金利が高く、債券は固定金利ですので、信用度が高い債券
もその他の局面に比べて高い金利を受け取ることができます。
さらに、金利が下がると、債券価格は上昇しますので、信用度が高い債券(破綻懸念が小さい債券)を景気のピーク
時に購入すると、もらえる利息も多く、値上がり益も狙えて、持っててハッピー、売ってもハッピーです
FPまっすーのアドバイス
私は子どもたちの教育資金準備を目的として、
信用度が高く、長期の高利回りの外貨建て債券を景気がよい後半にまとめて買いました
持ってて利息が多い(利回りが高い)
景気が悪化したとき(例:コロナショックでゼロ金利)に売っても利益が出やすい
ので、為替リスク、破綻リスクを小さくすることを意識していましたので、自分の中では大失敗はしない安心感を
もって投資してきました
外貨建て債券のセミナーや、個別レッスンもやっていますので、ご興味があれば、お問い合わせくださいね