
日々の株価のニュースで取り上げられるのは、東証株価指数と日経平均株価の2つがメジャーですが、
日経平均株価は、円安と円高、どっちのほうが株価がプラスに作用しやすい?
1.円安
2.円高
正解 1
日経平均株価は東証プライム市場に上場する225銘柄を対象としていますが、輸出または海外事業で大きく稼ぐ
銘柄が多くなっています。百貨店、小売り、銀行等の円高好感銘柄も含まれていますが、銘柄に占める割合は、
相対的に小さくなっています。
昨今の日本の物価上昇は、資材高、人件費上昇、インバウンド需要増もありますが、円安による部分も大きく、
円安による物価上昇の影響を小さくするには、外国資産・外国通貨を保有することのほか、日経平均株価に連動する
投資信託を保有することも対策となりえます。
FPまっすーのアドバイス
皮肉なことですが、円安になると物価が上昇して支出が増加しますが、
外国資産・外国通貨、日経平均株価に連動する投資信託を保有する人は利益が出やすくなります。
円安を止めるには、国内金利を上げて円安の勢いを止めたいところですが、
国の借金の利払い負担が大きくなるため、なかなか踏み込みづらい事情があります。