
投資で絶対に儲かるということはありませんが、損失をコントロールすることはできます。
日本株では8%下がったら損切りをする、というルールを設定しているのもその1つですが、
想定される下落幅が限定的で、上昇幅がその何倍もあり、その確率が高い投資をすると、
結果的に上手くいく確率が高まります。
このような考え方を使って投資しているものの代表的なものは、外貨建て債券の投資です。
円高リスク、価格(金利)変動リスク、信用リスクなどがありますが、それらを加味して、
下落幅は最大〇%だけど、上昇幅はその〇〇倍と判断できた場合、限定的な損失リスクを受け入れて、
投資します。
株式でも業績(売上、利益)が安定的に伸びが期待できる銘柄、業界のマーケット拡大が期待できる銘柄が
下落している場合にも、同じような分析をして判断しています。
いずれも絶対はありませんが、勝つ確率、儲かる確率が低い投資はギャンブル、投機に近く、
勝つ確率、儲かる確率が高いものに投資する、という分析、物事の見方は非常に大切です。
だからこそ、自分が得意な業界、銘柄、国、商品群に投資することが大切なのです。
得意なものがない、自信がなければ、損失を抑えるために分散投資を徹底しましょう。